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健康診断の追加検査おすすめ7選|年代別の選び方と費用相場を解説

健康診断の追加検査おすすめ7選|年代別の選び方と費用相場を解説
ふくラボ編集部

毎年の健康診断、基本項目だけで安心していませんか?

実は、健康診断の基本コースだけでは見つけられない病気やリスクもたくさんあるんです。

「追加検査って何を選べばいいの?」「本当に必要なの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、健康診断の追加検査について、おすすめの検査項目から年代別の選び方、気になる費用相場まで詳しく解説します。

自分に合った検査を選んで、より安心できる健康管理を始めましょう。

健康診断の追加検査が必要な理由

健康診断の基本コースは、法定で定められた最低限の検査項目がメインとなっています。

しかし、がんや生活習慣病などの重大な疾患を早期発見するには、追加検査の受診が欠かせません。

基本検査だけでは見つけられない病気がある

企業の定期健康診断や自治体の基本健診では、血液検査や胸部レントゲン、尿検査など基本的な項目のみが実施されます。

これらは全身の健康状態をざっくりと把握するには有効ですが、特定の臓器や部位の詳細な状態まではわかりません。

例えば、胃がんや大腸がんなどの消化器系のがんは、基本検査だけでは発見が難しいケースが多いんです。

また、脳血管疾患や心臓病のリスク、女性特有の婦人科系疾患なども、専門的な検査を受けないと見逃してしまう可能性があります。

人間ドックのオプション検査として追加することで、これらの病気を早期に発見できる確率が大幅に上がります。

年齢やリスクに応じた検査が重要

年代によってかかりやすい病気や注意すべき疾患は変わってきます。

30代なら生活習慣病の予防、40代以降はがんのリスクが高まるため、年齢に応じた追加検査を選ぶことが大切です。

また、家族歴や生活習慣によってもリスクは異なります。

親や兄弟が特定の病気を患っている場合は、遺伝的なリスクを考慮した検査を追加するのがおすすめ。

喫煙習慣がある方は肺がん検査、飲酒が多い方は肝臓や膵臓の検査など、自分のライフスタイルに合わせた選択が必要です。

健康診断の追加検査おすすめ7選

ここからは、多くの医療センターで提供されている代表的な追加検査の中から、特におすすめの7つをご紹介します。

それぞれの検査内容と、どんな方に適しているかを詳しく見ていきましょう。

1. 腹部エコー(腹部超音波検査)

腹部エコーは、超音波を使って肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓などの臓器を観察する検査です。

痛みもなく、体への負担が少ないのが特徴。

脂肪肝や胆石、腎結石、腫瘍などを発見できます。

費用相場は3,000円〜6,000円程度が目安です。

お腹の上から機器を当てるだけなので、検査時間も10〜15分程度と短く、気軽に受けられる追加検査として人気です。

特に、飲酒習慣のある方や肥満傾向の方には強くおすすめします。

2. 胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)

胃カメラは、口または鼻から内視鏡を挿入して、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察する検査です。

胃がん、食道がん、胃潰瘍、ピロリ菌感染などを発見できます。

費用相場は10,000円〜20,000円程度が目安です。

最近では鎮静剤を使った「眠っている間に終わる検査」も増えており、苦痛を大幅に軽減できるようになりました。

40代以降の方、胃の不調を感じている方、ピロリ菌の検査を受けたことがない方には必須の検査といえるでしょう。

3. 大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)

大腸カメラは、肛門から内視鏡を挿入して大腸全体を観察する検査です。

大腸がん、大腸ポリープ、炎症性腸疾患などを発見でき、ポリープがあればその場で切除することも可能です。

費用相場は15,000円〜25,000円程度が目安です。

日本人の大腸がん罹患率は年々増加傾向にあり、特に50代以降は要注意。

便潜血検査で陽性が出た方や、便通異常がある方、家族に大腸がんの既往がある方は必ず受けるべき検査です。

4. 腫瘍マーカー検査

腫瘍マーカーは、がん細胞が作り出す特殊な物質を血液検査で調べるものです。

複数の種類があり、臓器ごとに異なるマーカーを組み合わせて検査します。

代表的な腫瘍マーカーには、CEA(大腸がん・胃がんなど)、CA19-9(膵臓がん・胆道がんなど)、AFP(肝臓がん)、PSA(前立腺がん・男性のみ)、CA125(卵巣がん・女性のみ)などがあります。

費用は1項目あたり2,000円〜3,000円程度が目安です。

セットプランなら5,000円〜10,000円で複数のマーカーを調べられます。

ただし、腫瘍マーカーだけではがんの確定診断はできず、あくまでスクリーニング検査として位置づけられます。

異常値が出た場合は、精密検査が必要になります。

5. 頭部MRI・MRA検査

頭部MRI(脳実質の検査)とMRA(脳血管の検査)は、磁気を使って脳の断層画像を撮影する検査です。

脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、脳動脈瘤などを発見できます。

費用相場は20,000円〜30,000円程度とやや高額ですが、命に関わる疾患を早期発見できる非常に重要な検査です。

特に、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病がある方、頭痛やめまいが続く方、家族に脳血管疾患の既往がある方には強くおすすめします。

6. 心臓ドック(心エコー・心電図など)

心臓ドックでは、心エコー(超音波検査)、安静時心電図、負荷心電図などを組み合わせて心臓の機能を詳しく調べます。

心筋梗塞、狭心症、不整脈、心臓弁膜症などのリスクを評価できます。

費用相場は10,000円〜20,000円程度が目安です。

特に、胸痛や動悸、息切れなどの症状がある方、高血圧や糖尿病などの基礎疾患がある方、喫煙習慣のある方は必ず検討したい検査です。

突然死のリスクを減らすためにも、40代以降は定期的な受診がおすすめです。

7. 婦人科検診(乳がん・子宮がん検診)

女性特有の疾患を調べる婦人科検診は、乳がん検診(マンモグラフィまたは乳腺エコー)と子宮がん検診(子宮頸がん・子宮体がん)が中心です。

乳がん検診は、40代以降はマンモグラフィ、若い世代は乳腺密度が高いため乳腺エコーが適しているとされています。

費用は各5,000円〜8,000円程度が目安です。

子宮頸がん検診は3,000円〜5,000円、子宮体がん検診は5,000円〜8,000円程度です。

女性のがん罹患率では乳がんがトップ、子宮頸がんも若年層で増加傾向にあります。

20代後半以降の女性には必須の検査といえるでしょう。

年代別|追加検査の選び方

年齢によって発症リスクが高まる疾患は異なります。

ここでは、各年代に特におすすめしたい追加検査をご紹介します。

自分の年代に合った検査を選んで、効果的な健康管理を始めましょう。

30代におすすめの追加検査

30代は生活習慣病の予防と、将来のリスク評価が重要な年代です。

この時期から健康管理を意識することで、40代以降の病気リスクを大幅に減らせます。

おすすめの検査項目

  • 腹部エコー:脂肪肝や臓器の状態をチェック
  • 腫瘍マーカー(基本セット):がんの早期発見
  • 婦人科検診(女性):乳がん・子宮がんのスクリーニング

30代は比較的健康な年代ですが、仕事のストレスや不規則な生活習慣によって、将来的な疾患の土台ができてしまう時期でもあります。

基本的な追加検査から始めて、健康への意識を高めましょう。

費用的にも20,000円〜30,000円程度で抑えられます。

40代におすすめの追加検査

40代はがんの罹患率が急激に上昇し始める年代です。

また、生活習慣病も本格化してくるため、より詳細な検査が必要になります。

おすすめの検査項目

  • 胃カメラ:胃がんリスクが高まる年代
  • 大腸カメラまたは便潜血検査:大腸がんの早期発見
  • 腹部エコー:内臓脂肪や臓器の状態確認
  • 腫瘍マーカー(複数項目):各種がんのスクリーニング
  • 婦人科検診(女性):乳がんリスクが高まる
  • PSA検査(男性):前立腺がんの早期発見

40代は「健康の曲がり角」とも言われます。

特に消化器系のがん検査は優先度が高く、胃カメラと大腸カメラは3〜5年に1回は受けることをおすすめします。

トータルで50,000円〜70,000円程度の予算を見込んでおくとよいでしょう。

50代以降におすすめの追加検査

50代以降は、がんだけでなく脳血管疾患や心臓病のリスクも急増します。

総合的な精密検査を定期的に受けることが、健康寿命を延ばすカギとなります。

おすすめの検査項目

  • 胃カメラ・大腸カメラ:定期的な受診が必須
  • 頭部MRI・MRA:脳疾患の早期発見
  • 心臓ドック:心疾患リスクの評価
  • 腹部CT:内臓全体の精密検査
  • 腫瘍マーカー(全項目):複数のがんを網羅
  • 婦人科検診(女性):継続的な受診
  • PSA検査(男性):前立腺の定期チェック

50代以降は、できれば人間ドックとしてまとめて受診するのが理想的です。

多くの医療センターでは、年代別のドックコースが用意されており、必要な検査がパッケージになっています。

費用は70,000円〜150,000円程度と高額になりますが、年に1回の投資として検討する価値は十分にあります。

追加検査の費用相場と受診場所

健康診断の追加検査は、どこで受けられるのか、どのくらいの費用がかかるのか、気になりますよね。

ここでは、費用相場と受診できる場所について詳しく解説します。

費用相場一覧表

主な追加検査の費用相場をまとめました。

医療機関や地域によって差がありますが、目安として参考にしてください。

検査項目 費用相場 検査時間
腹部エコー 3,000円〜6,000円 10〜15分
胃カメラ 10,000円〜20,000円 15〜30分
大腸カメラ 15,000円〜25,000円 30〜60分
腫瘍マーカー(基本セット) 5,000円〜10,000円 5分(採血のみ)
頭部MRI・MRA 20,000円〜30,000円 30〜60分
心臓ドック 10,000円〜20,000円 30〜60分
乳がん検診(マンモグラフィ) 5,000円〜8,000円 10〜15分
子宮がん検診 3,000円〜8,000円 10〜20分

費用は基本的に自己負担となりますが、自治体によっては補助金制度がある場合もあります。

お住まいの市区町村のホームページなどで確認してみましょう。

受診できる場所と選び方

健康診断の追加検査は、以下のような場所で受診できます。

総合病院・大学病院

設備が充実しており、万が一異常が見つかった場合もすぐに精密検査や治療に移行できるメリットがあります。

ただし、予約が取りにくく、費用もやや高めな傾向があります。

健診センター・検診センター

健康診断専門の施設で、予約が取りやすく、検査の流れもスムーズです。

複数の検査をまとめて受けられるプランも豊富。

費用も比較的リーズナブルです。

クリニック(診療所)

地域密着型で通いやすく、かかりつけ医として継続的に相談できるメリットがあります。

ただし、設備によって実施できる検査が限られる場合もあります。

人間ドック専門施設

充実した設備とホテルのようなサービスが特徴。

高額ですが、快適な環境で総合的な検査を受けられます。

選ぶ際のポイントは、①実施している検査項目、②予約の取りやすさ、③アクセスの良さ、④費用、⑤口コミや評判などを総合的に判断することです。

初めての方は、複数の施設を比較検討してから決めるとよいでしょう。

追加検査を受ける際の注意点

追加検査を効果的に活用するために、知っておきたい注意点をまとめました。

検査を受ける前にしっかり確認しておきましょう。

検査前の準備と制限事項

多くの追加検査では、事前の準備が必要です。

特に以下の点に注意してください。

食事制限

腹部エコー、胃カメラ、大腸カメラなどは、検査前日の夜から絶食が必要な場合があります。

胃が空の状態でないと正確な診断ができないためです。

検査予約時に詳しい指示がありますので、必ず守りましょう。

服薬の確認

普段服用している薬がある場合は、事前に医療機関に相談してください。

特に血液をサラサラにする薬や糖尿病の薬は、検査の種類によって当日の服用を中止する必要がある場合があります。

妊娠の可能性

MRIやCT、レントゲン検査は、妊娠中や妊娠の可能性がある場合は受けられないことがあります。

必ず事前に申し出ましょう。

体調管理

体調が悪いときは無理せず、日程を変更することをおすすめします。

また、女性の場合は生理期間を避けたほうがよい検査もあります。

結果の見方とフォローアップ

検査結果は、通常1〜2週間程度で郵送または直接説明を受けます。

結果の見方と、その後の対応について理解しておきましょう。

異常なし(A判定)

現時点では問題ありませんが、定期的な検査の継続は必要です。

軽度異常(B・C判定)

経過観察が必要です。

生活習慣の改善や、次回の検査時期について医師の指示に従いましょう。

要精密検査(D・E判定)

必ず医療機関を受診して、詳しい検査を受けてください。

この段階ではまだ病気と確定したわけではありませんが、放置は禁物です。

異常が見つかった場合、不安になるのは当然ですが、早期発見こそが最大のメリット。

多くの疾患は初期段階で見つかれば治療可能です。

結果を恐れずに、必要な対応を取ることが大切になります。

よくある質問

Q: 追加検査は毎年受けるべき?

A: 検査の種類と年齢によります。

腫瘍マーカーや腹部エコーは毎年、胃カメラ・大腸カメラは異常がなければ3〜5年に1回が目安です。

ただし、リスク要因がある場合はより頻繁な受診が推奨されます。

Q: 保険は適用される?

A: 予防目的の検査は基本的に自費診療です。

ただし、症状があって医師が必要と判断した場合や、前回の検査で異常が見つかり経過観察が必要な場合は、保険適用になることもあります。

Q: 会社の健康診断に追加できる?

A: 多くの企業では、オプション検査として追加できるシステムがあります。

総務部や健康保険組合に確認してみましょう。

個人で別途受診することも可能です。

まとめ

健康診断の追加検査は、基本検査だけでは見つけられない病気を早期に発見するための重要なツールです。

がんをはじめとする重大な疾患も、早期発見できれば治療の選択肢が広がり、完治の可能性も高まります。

おすすめの追加検査としてご紹介した7つの検査は、それぞれに特徴と適した対象者があります。

すべてを受ける必要はありませんが、自分の年齢、家族歴、生活習慣、気になる症状などを考慮して、優先度の高いものから選んでいきましょう。

費用はある程度かかりますが、健康は何よりも大切な資産。

年に1度の自分への投資と考えて、計画的に受診することをおすすめします。

健康で充実した毎日を送るために、今日から一歩踏み出しましょう。

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