健康診断でコンタクトは外す?メガネは必要?当日の対応について解説
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健康診断を受ける際、普段コンタクトレンズを使用している方は「当日はどうすればいいの?」と疑問に思うことが多いでしょう。
視力検査や眼底検査など、目に関する検査項目が含まれる場合、コンタクトレンズの着用が検査結果に影響を与える可能性があります。
また、検査によってはレンズを外す必要があるため、事前に正しい対応方法を知っておくことが大切です。
この記事では、健康診断当日のコンタクトレンズの取り扱いについて、外す必要がある検査の種類や、メガネを持参すべき理由、事前に準備しておくべきことなどを詳しく解説します。
安心して健康診断を受けるために、ぜひ参考にしてください。
健康診断でコンタクトを外す必要がある検査は?
健康診断では複数の検査項目がありますが、すべての検査でコンタクトレンズを外す必要があるわけではありません。
目に関連する特定の検査では、コンタクトレンズを着用したままでは正確な測定ができない場合や、検査の妨げになることがあります。
ここでは、コンタクトレンズを外す必要がある主な検査について解説します。
視力検査時のコンタクト対応
視力検査では、基本的にコンタクトレンズを着用したままで検査を受けることが可能です。
裸眼視力と矯正視力の両方を測定する場合、まず裸眼で視力を測定し、その後コンタクトレンズやメガネを装着した状態で矯正視力を測ります。
ただし、検査の流れは医療機関によって異なる場合があるため、受付時に確認しておくと安心です。
特定健診や雇用時健康診断など、検査項目が限定されている場合は、視力検査のみであればコンタクトレンズを外す必要はほとんどありません。
眼底検査でコンタクトを外す理由
眼底検査は、網膜や血管の状態を観察する重要な検査です。
この検査では瞳孔を開く散瞳薬を点眼することが多く、コンタクトレンズを着用していると薬液が角膜に均一に広がらない可能性があります。
また、検査機器とレンズが接触するリスクもあるため、眼底検査の前には必ずコンタクトレンズを外す必要があります。
散瞳後は数時間にわたって視界がぼやけるため、検査後すぐにコンタクトレンズを装着することは推奨されていません。
そのため、眼底検査が含まれる健康診断では、必ずメガネを持参することが求められます。
眼圧検査とコンタクトレンズ
眼圧検査は緑内障のリスクを調べるための検査で、目に空気を吹きかけて眼圧を測定します。
基本的にはコンタクトレンズを着用したままでも測定可能ですが、ハードコンタクトレンズの場合は角膜への影響を考慮して外すよう指示されることがあります。
ソフトコンタクトレンズであれば、多くの場合そのまま検査を受けられますが、医療機関の方針によって対応が異なります。
事前に電話で確認するか、検査当日に受付で質問することをおすすめします。
| 検査項目 | コンタクト着用 | 備考 |
|---|---|---|
| 視力検査 | 原則可能 | 裸眼と矯正視力の両方を測定 |
| 眼底検査 | 外す必要あり | 散瞳薬使用のため検査後も装着不可 |
| 眼圧検査 | 種類により異なる | ハードレンズは外す場合あり |
| 胸部レントゲン | 可能 | コンタクトは影響しない |
| 尿検査・血液検査 | 可能 | コンタクトは影響しない |
健康診断当日にメガネを持参しよう!その理由とは
眼底検査が含まれる健康診断では、メガネの持参が必須となります。
散瞳後は視界がぼやけて手元が見えにくくなるため、帰宅時の安全確保や日常生活への影響を最小限にするためにも、メガネを用意しておくことが重要です。
ここでは、メガネ持参の必要性について詳しく解説します。
散瞳後の視界への影響
眼底検査で使用される散瞳薬は、瞳孔を広げて眼底を観察しやすくするものです。
点眼後15~30分程度で効果が現れ、検査終了後も3~6時間は瞳孔が開いた状態が続きます。
この間、まぶしさを強く感じたり、近くのものがぼやけて見えにくくなったりします。
特に晴れた日の屋外では光が非常にまぶしく感じるため、サングラスの使用も推奨されています。
散瞳中はコンタクトレンズの装着が難しく、無理に入れようとすると目を傷つける可能性があるため、必ずメガネで対応する必要があります。
帰宅時の安全確保
散瞳後は視界がぼやけるため、車や自転車の運転は危険です。
多くの医療機関では、眼底検査を受ける場合は公共交通機関の利用を推奨しています。
メガネがあれば、ある程度視界を確保できるため、歩行時の安全性が高まります。
また、スマートフォンの画面を見たり、文字を読んだりする際にも、メガネがあると多少は見やすくなります。
帰宅後すぐに仕事や家事をする予定がある方は、散瞳の影響を考慮してスケジュールを調整することも大切です。
コンタクト保管ケースの持参も重要
健康診断で眼底検査を受ける場合、コンタクトレンズを外す可能性が高いため、レンズケースと保存液を必ず持参しましょう。
医療機関によっては簡易的な保管容器を用意していることもありますが、自分専用のケースで保管する方が衛生的で安全です。
使い捨てコンタクトレンズを使用している方は、検査当日は朝からメガネで過ごすか、外した後は新しいレンズに交換する前提で予備を持参すると良いでしょう。
また、眼科での定期検診や処方を受けている場合は、健康診断の日程と重ならないよう調整することも検討してください。
健康診断前日と当日の注意事項
健康診断を正確に行うためには、前日と当日の準備が重要です。
コンタクトレンズの対応だけでなく、食事や服用している薬、検査着の準備など、複数の注意点があります。
ここでは、検査当日をスムーズに過ごすための準備について解説します。
前日の食事と検査への影響
健康診断の多くでは、血液検査や尿検査が含まれています。
これらの検査結果を正確にするため、前日の夜9時以降は食事を控えるよう指示されることが一般的です。
飲み物については、水やお茶は摂取可能な場合が多いですが、糖分を含むジュースやアルコールは避ける必要があります。
特定健診や人間ドックなどでは、前日の夜から当日の朝まで10時間以上の絶食が求められることもあります。
案内や注意事項をよく確認し、指示に従うことが大切です。
服薬中の薬の取り扱い
普段から服用している薬がある場合、健康診断当日の服薬について医師に確認しておく必要があります。
血圧の薬や心臓の薬など、継続的な服用が必要な薬については、検査当日も服用することが推奨される場合があります。
一方、糖尿病の薬や利尿剤などは、検査内容によって服用を控えるよう指示されることもあります。
事前に医療機関に電話で確認するか、予約時に質問しておくと安心です。
また、検査当日に服用した薬については、受付時に申告することが求められます。
検査当日の服装と持ち物
健康診断では胸部レントゲンや心電図などの検査があるため、着脱しやすい服装が推奨されます。
金属製のボタンやファスナー、下着の金具などはレントゲン撮影の際に写り込む可能性があるため、事前に確認しておきましょう。
また、妊娠の可能性がある方は、レントゲン検査を避ける必要があるため、受付時に必ず申告してください。
持ち物として必要なものは以下の通りです。
- 健康保険証
- 受診票または予約確認書
- メガネ(眼底検査がある場合は必須)
- コンタクトレンズケースと保存液
- 服用中の薬のリスト(薬手帳など)
- 尿検査用の容器(事前配布されている場合)
- 着替え(検査着が用意されていない場合)
医療機関によって異なる対応について
健康診断のコンタクトレンズ対応は、医療機関やクリニックによって方針が異なる場合があります。
愛知県や東京都など地域による違いではなく、各施設の検査体制や使用している機器によって対応が変わることがあります。
ここでは、医療機関ごとの違いと事前確認の重要性について解説します。
事前案内の確認ポイント
健康診断の予約時には、多くの医療機関から注意事項や案内が送られてきます。
この案内には、コンタクトレンズの取り扱いについても記載されていることが多いため、必ず目を通しておきましょう。
特に眼底検査が含まれているかどうかは重要なポイントで、含まれている場合は必ずメガネ持参の指示があるはずです。
案内に明記されていない場合や、わかりにくい表現の場合は、遠慮せずに医療機関に電話で確認することをおすすめします。
受付時間内に問い合わせれば、丁寧に説明してもらえます。
予約時に確認すべき項目
予約時や事前確認で質問しておくと良い項目は以下の通りです。
- 眼底検査の有無
- コンタクトレンズの着用可否
- メガネ持参の必要性
- 散瞳薬の使用予定
- 検査後の帰宅方法(運転の可否)
- 検査所要時間
- 前日の食事制限の詳細
当日の受付での申告事項
検査当日は受付で以下の項目を申告することが求められます。
- コンタクトレンズの着用状況(種類や度数)
- 妊娠の可能性
- 服用中の薬
- アレルギーの有無
- 過去の検査でのトラブル経験
検査結果の受け取りとその後の対応
健康診断の結果は、検査当日にその場で聞ける項目と、後日郵送される項目があります。
視力検査や眼圧検査などは当日に結果が分かることが多いですが、血液検査などは分析に時間がかかるため、後日結果が通知されます。
眼底検査で異常が見つかった場合は、眼科での精密検査が推奨されることがあります。
再検査の指示があった場合は早めに眼科を受診することが大切です。
当院や利用したクリニックによっては、検査結果について電話で質問できる体制を整えているところもあります。
結果に不明点があれば、遠慮せずに問い合わせましょう。
まとめ
健康診断でコンタクトレンズを外す必要があるかは、受ける検査の種類によって異なります。
特に眼底検査が含まれる場合は、必ずメガネを持参し、コンタクトレンズケースと保存液も忘れずに用意しましょう。
事前に医療機関から送られてくる案内をよく確認し、不明点があれば予約時や受付時に質問することで、安心して健康診断を受けることができます。