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健康診断にかかる時間はどれくらい?項目別の時間目安と検査の流れを解説

健康診断にかかる時間はどれくらい?項目別の時間目安と検査の流れを解説
ふくラボ編集部

健康診断の予約を取ったものの、当日どれくらい時間がかかるのか気になる方は多いでしょう。仕事の都合や予定を立てるためにも、正確な所要時間を知っておきたいものです。

健康診断にかかる時間は検査内容によって大きく異なり、一般的な定期健康診断なら30分〜1時間、人間ドックなら2〜4時間が目安となります。

ただし、混雑状況やオプション検査の有無によって待ち時間が変わるため、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。

この記事では、検査項目別の時間目安や当日の流れ、スムーズに終わらせるコツまで詳しく解説します。

この記事で分かること
  • 健康診断の種類別の所要時間と、一般健診と人間ドックの違い
  • 問診・採血・胸部レントゲン・胃カメラなど各検査項目にかかる時間
  • 受付から会計までの流れと、待ち時間を短縮するための準備
  • 混雑を避けるポイントや前日の食事制限など事前準備のコツ

健康診断の所要時間はどれくらい?

健康診断の所要時間はどれくらい?

健康診断にかかる時間は、受診する検査の種類によって大きく変わります。

一般的な定期健康診断と人間ドックでは、検査項目の数や内容が異なるため、所要時間にも差が出ます。

ここでは、それぞれの健康診断でどれくらいの時間を見込んでおけばよいのか、具体的な目安を解説します。

一般的な健康診断は30分〜1時間

企業の定期健康診断や自治体の基本健診など、一般的な健康診断の所要時間は30分〜1時間程度です。

検査項目は問診票の記入、身体測定、血圧測定、視力検査、聴力検査、採血、尿検査、胸部レントゲン、心電図などが基本となります。

ただし、これは検査そのものにかかる時間であり、受付や更衣、待ち時間を含めると1時間半〜2時間程度を見込んでおくと安心です。

混雑状況によっては、さらに時間がかかる場合もあります。

健診の種類 検査時間 待ち時間含む総時間
企業の定期健康診断 30分〜40分 1時間〜1時間半
自治体の基本健診 40分〜50分 1時間半〜2時間
雇入時健康診断 30分〜40分 1時間〜1時間半

人間ドックは2〜4時間かかる

人間ドックは、より詳細な検査を行うため、所要時間は2〜4時間程度と長めです。

基本的な検査項目に加えて、腹部エコー、胃内視鏡(胃カメラ)またはバリウム検査、便潜血検査などが含まれます。

オプション検査を追加すると、さらに時間が延びる可能性があります。

脳ドックやがん検診など、特定の部位を詳しく調べる検査を加えた場合は、半日〜1日がかりになることも珍しくありません

予約時に所要時間を確認しておくとよいでしょう。

  • 基本的な人間ドック:2時間〜3時間程度
  • 脳ドック追加:プラス30分〜1時間
  • 婦人科検診追加:プラス30分〜45分
  • 全身がん検診追加:プラス1時間〜2時間

検査項目別の時間目安一覧

健康診断の全体の所要時間を把握するには、各検査項目にどれくらい時間がかかるのかを知っておくことが重要です。

ここでは、代表的な検査項目ごとの時間目安を詳しく紹介します。

問診・身体測定:5〜10分

問診票の記入と確認、身長・体重・腹囲の測定、血圧測定にかかる時間は5〜10分程度です。

問診票を事前に家で記入しておけば、この時間を短縮できます。

身体測定では、検査着への更衣時間も含まれます。

着脱しやすい服装で来院すると、スムーズに進められます。血圧測定は、リラックスした状態で行うため、深呼吸をして落ち着いてから測定に臨みましょう。

血液検査・尿検査:5〜10分

採血と尿検査の所要時間は合わせて5〜10分程度です。

採血は通常、肘の内側の静脈から行われ、数本の採血管に血液を採取します。

採血そのものは2〜3分で終わりますが、止血のために数分間圧迫する必要があります。

尿検査は、受付時または採血前に専用のカップに採尿します。

朝一番の尿が望ましいため、自宅で排尿を済ませずに来院するとよいでしょう。

空腹での受診が必要な場合が多いため、前日の夕食後から絶食することが求められます。

胸部X線・心電図:10〜15分

胸部レントゲンと心電図の検査にかかる時間は、合わせて10〜15分程度です。

胸部レントゲンは、肺や心臓の状態を確認する検査で、撮影自体は1〜2分で終わります。

金属類やプラスチックのボタンなどが写り込まないよう、検査着に着替える必要があります。

心電図検査は、胸や手足に電極を付けて心臓の電気的な活動を記録します。

検査時間は5分程度で、痛みはありません。

リラックスした状態で安静にしていることが正確な測定のポイントです。

検査項目 所要時間 ポイント
胸部レントゲン 3〜5分 金属類を外す、深呼吸して静止
心電図 5〜7分 リラックスして安静にする
視力検査 2〜3分 コンタクトの場合は申告
聴力検査 3〜5分 静かな環境で実施

胃カメラ・バリウム検査:20〜30分

胃内視鏡(胃カメラ)やバリウム検査は、健康診断の中で最も時間がかかる検査の一つです。

胃カメラは、口または鼻から内視鏡を挿入して胃の内部を直接観察する検査で、所要時間は10〜15分程度です。

鎮静剤を使用する場合は、検査後の休憩時間も含めて30分〜40分かかります。

バリウム検査は、造影剤を飲んでX線撮影を行う検査です。撮影台の上で体位を変えながら複数の角度から撮影するため、15〜20分程度かかります。

検査後は下剤を服用し、バリウムを排出する必要があります。

  • 胃カメラ(鎮静剤なし):10〜15分
  • 胃カメラ(鎮静剤あり):検査15分+休憩20〜30分
  • バリウム検査:15〜20分
  • 腹部エコー:10〜15分

健康診断当日の流れ

健康診断当日の流れ

健康診断をスムーズに受けるには、当日の流れを事前に把握しておくことが大切です。

受付から検査終了までの一連の流れを理解しておけば、余裕を持って行動できます。

受付から検査開始までの流れ

健康診断当日は、予約時間の10〜15分前に到着するのが理想的です。

受付では、予約確認書や保険証、問診票などを提出します。

問診票を事前に記入していない場合は、待合室で記入する時間が必要になります。

受付後、更衣室で検査着に着替えます。貴重品はロッカーに預け、アクセサリーや時計などの金属類も外しておきます。

準備が整ったら、案内に従って検査エリアに移動し、検査が始まります。

  1. 受付で予約確認と問診票の提出(5分)
  2. 更衣室で検査着に着替え(5〜10分)
  3. 待合室で順番待ち(混雑状況による)
  4. 検査開始の案内を受ける

検査の順番と待ち時間

検査の順番は、医療機関によって異なりますが、一般的には身体測定や血圧測定など短時間で終わる検査から始まります。

採血や尿検査は空腹状態で行う必要があるため、早めに実施されることが多いです。

待ち時間は、予約状況や混雑状況によって大きく変わります

特に午前中の早い時間帯は混雑しやすく、待ち時間が長くなる傾向があります。

各検査の間に5〜10分程度の待ち時間が発生することを想定しておくとよいでしょう。

検査の流れ 所要時間
受付・更衣 10〜15分
身体測定・問診 5〜10分
採血・尿検査 5〜10分
胸部レントゲン・心電図 10〜15分
胃の検査(該当者のみ) 20〜30分
着替え・会計 10〜15分

時間が長引くのはどんなケース?

時間が長引くのはどんなケース?

健康診断の所要時間は、さまざまな要因によって予定より長くなることがあります。

事前に時間が延びる可能性のあるケースを知っておけば、スケジュールに余裕を持たせることができます。

混雑する時間帯と予約状況

健康診断が混雑しやすいのは、午前中の早い時間帯です。

特に8時〜9時台は、仕事前に受診したい人が集中するため、待ち時間が長くなりがちです。

また、月曜日や祝日明けも予約が集中しやすい傾向があります。

予約制の健康診断でも、同じ時間帯に複数の予約が入っている場合があります。

比較的空いている午後の時間帯や、平日の火曜日〜木曜日を選ぶと待ち時間を短縮できる可能性が高いです。

  • 混雑しやすい時間帯:午前8時〜9時台、月曜日、祝日明け
  • 比較的空いている時間帯:午後の時間帯、火曜日〜木曜日
  • 企業健診の繁忙期:4月〜6月、10月〜11月は特に混雑

オプション検査を追加した場合

基本的な健康診断にオプション検査を追加すると、その分だけ所要時間が延びます。

例えば、腹部エコー検査を追加すると10〜15分、乳がん検診(マンモグラフィ)を追加すると15〜20分程度かかります。

複数のオプション検査を組み合わせる場合は、それぞれの検査時間と待ち時間を考慮する必要があります。

特に、脳ドックやPET検査など大掛かりな検査を追加する場合は、半日〜1日の時間を確保しておくことをおすすめします。

オプション検査 追加時間
腹部エコー 10〜15分
乳がん検診(マンモグラフィ) 15〜20分
子宮がん検診 10〜15分
脳ドック(MRI/MRA) 30〜60分
骨密度検査 5〜10分

前日までに準備しておくこと

前日までに準備しておくこと

健康診断を円滑に受けるためには、前日までの事前準備が重要です。

特に食事制限や持ち物の確認を怠ると、当日に検査を受けられない可能性もあります。

食事制限と飲酒の注意点

採血や胃の検査を含む健康診断では、前日の夜9時以降は絶食が必要です。

水やお茶などの水分は摂取できますが、ジュースや牛乳など糖分や脂肪分を含む飲み物は避けます。

朝食も抜いて、空腹状態で受診します。

飲酒は、検査結果に影響を与える可能性があるため、前日の夜は控えることが推奨されます

特に肝機能検査の数値に影響が出やすいため、正確な検査結果を得るためにも禁酒しましょう。

  • 前日の夜9時以降は絶食(水・お茶は可)
  • 朝食は抜く(検査終了後に食べる)
  • 前日の飲酒は控える
  • 激しい運動は前日から避ける
  • 服薬中の場合は事前に医師に相談

持ち物チェックリスト

健康診断当日に必要な持ち物を事前に確認しておきましょう。

予約確認書や受診票、保険証は必須です。

問診票が事前に送られてきている場合は、記入して持参します。

検査後に朝食を取れるよう、軽食や飲み物を持参するのもおすすめです。

また、検査結果を後日郵送ではなく当日受け取る場合は、結果を入れる封筒やファイルがあると便利です。

持ち物 必要度
予約確認書・受診票 必須
保険証 必須
問診票(事前記入済み) 必須
検査費用 必須
軽食・飲み物 推奨
メガネ(コンタクト使用者) 推奨

スムーズに終わらせるコツ

スムーズに終わらせるコツ

健康診断を予定通りの時間で終わらせるには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。

ちょっとした工夫で、待ち時間を減らし、検査をスムーズに進められます。

時間ギリギリに到着しない

予約時間の10〜15分前には到着するようにしましょう。

ギリギリに到着すると、受付や更衣に時間がかかり、検査開始が遅れる原因になります。

余裕を持って到着すれば、落ち着いて準備できます。

また、遅刻すると予約時間をずらされたり、最悪の場合は受診できなくなったりする可能性もあります。

交通状況を考慮して、早めに家を出ることをおすすめします。

問診表はあらかじめ家で書いておく

問診票が事前に郵送されている場合は、必ず家で記入してから持参しましょう。

当日に記入すると、その分だけ時間がかかります。

特に既往歴や服薬状況など、調べないと分からない項目がある場合は、事前に確認しておくとスムーズです。

問診票の記入漏れがあると、再度記入を求められて時間をロスするため、すべての項目に記入されているか確認してから持参しましょう。

着脱しやすい服装で臨む

健康診断では検査着に着替えることが多いため、着脱しやすい服装で来院することが重要です。

ボタンの多い服や、脱ぎにくいタイトな服は避けましょう。

また、金属製のアクセサリーやベルト、ブラジャーのワイヤーなどは、レントゲン撮影の際に外す必要があります。

事前に外しておくか、付けていかないことで、更衣時間を短縮できます。

  • 着脱しやすい服装(前開きのシャツなど)
  • 金属製のアクセサリーは避ける
  • 女性はワイヤーなしのブラジャーがおすすめ
  • 靴下は履いてくる(素足で検査着を着ない)

まとめ

まとめ

健康診断にかかる時間は、一般的な定期健康診断で30分〜1時間、人間ドックで2〜4時間が目安です。

ただし、受付や更衣、待ち時間を含めると、さらに時間がかかることを想定しておきましょう。

混雑状況やオプション検査の有無によっても所要時間は変わります。前日までに食事制限や持ち物を確認し、当日は余裕を持って到着することで、スムーズに健康診断を終えられます。

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