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健康管理システムおすすめ7選を比較|代行の有無でわかる選び方

健康管理システムおすすめ7選を比較|代行の有無でわかる選び方
ふくラボ編集部

健康管理システムを探し始めると、機能の一覧はどれも似ていて、違いが分かりにくいと感じるはずです。

選ぶときに最初に見るべきなのは機能の数ではなく、「導入後に担当者の作業がどれだけ残るか」です。

本記事では、おすすめの健康管理システム7サービスの比較と、失敗しない選び方を、人事・総務の担当者向けに解説します。各サービスの情報は、2026年10月6日に公式サイトで確認した内容です。

迷ったらここから

  • 予約調整や入力まで任せたい → どこでもクリニック
  • 自社で運用し、分析まで行いたい → Carely健康管理クラウド
  • 外国籍の従業員が多い → mediment
  • 導入実績を重視したい → Growbase
  • 産業医の選任も一緒に進めたい → HealthCore
  • 紙の健診結果が多い → バリューHR 健診結果管理システム
  • 料金を先に知りたい → Be Health

おすすめの健康管理システム7選を比較

7つのサービスを、紙の結果のデータ化と健診予約の代行に対応しているかを中心に比較します。順位ではなく、違いが分かる並びにしています。

なお、「どこでもクリニック」は当メディアを運営するマーブル株式会社のサービスです。

サービス 紙の結果のデータ化 健診予約の代行 ストレスチェック 料金
どこでもクリニック ○AI入力は全プラン ○プレミアムプラン △オプション 資料に記載
Carely健康管理クラウド △導入時の移行に対応 △予約管理の機能 ○ 資料に記載
mediment ○ △オプション ○ 見積もり
Growbase ○ △別サービス ○ 非公開
HealthCore △運用支援(有償) △別サービス ○ 見積もり
バリューHR 健診結果管理システム ○AI-OCR ―記載なし ○ 非公開
Be Health ○ ―記載なし ○ 公開月100円/人など

○:対応 △:条件つき・別サービス・オプション ―:公式サイトに記載なし(2026年10月6日確認)

どこでもクリニック

どこでもクリニックの公式ページ
出典:どこでもクリニック サービスページ
健診予約の代行ありデータ入力つき福利厚生がセット

マーブル株式会社が提供する、健康管理システムと福利厚生がセットになったサービスです。当メディアの運営会社のサービスです。

特徴は、健診予約の代行とデータ入力まで任せられる点です。

予約代行では、希望日のアンケート送付と回収、医療機関の予約、確定連絡、受診前のリマインドまで対応します。日本語のほか、英語・タイ語・ベトナム語での案内もできます。

提供会社 マーブル株式会社
料金 資料に記載(ベーシック・プレミアムの2プラン)
主な機能 健診予約代行、AI健診データ入力、受診者管理、二次健診管理、レポート出力、WEBストレスチェック(オプション)
紙の結果のデータ化 AI健診データ入力は全プランに含まれる。紙データ入力はオプション
健診予約 プレミアムプランに予約代行が含まれる
そのほか 検査キット・電話での健康相談・オンライン診療の福利厚生が全プランに付く。従業員の家族も利用できる

こんな会社に向いています

  • 担当者が兼務で、予約調整や入力の時間を取りにくい
  • 従業員がばらばらの医療機関で受診している
  • 健康管理とあわせて福利厚生も整えたい

Carely健康管理クラウド

Carely健康管理クラウドの公式ページ
出典:Carely公式サイト
1か月のトライアル分析機能が充実外部システムと連携

株式会社iCAREが提供するサービスで、700社以上が導入しています。

健診、ストレスチェック、面談、過重労働の情報を一元管理し、分析まで行える点が特徴です。公式サイトでは、健康管理業務の工数を約75%削減できるとしています。

勤怠や人事のシステムとAPIで連携でき、残業時間や部署異動の更新を自動化できます。

提供会社 株式会社iCARE
料金 資料に記載
主な機能 健診結果の管理、就業判定・保健指導、受診・再検査の管理、労基署報告書の作成、ストレスチェック(57問・80問)、集団分析、面談記録、長時間労働者の抽出、休職者の管理、クロス分析
紙の結果のデータ化 導入時に過去のデータを移行できる(期間と費用はデータの形式による)
健診予約 健康診断予約管理の機能あり
そのほか 1か月のトライアル、ISO27001・27017・27018を取得、IPアドレス制限・二要素認証・シングルサインオンに対応

こんな会社に向いています

  • 産業医や保健師がいて、運用を自社で回せる
  • 健康データを分析して施策に活かしたい
  • 契約前に操作感を試したい

mediment

medimentの公式ページ
出典:mediment公式サイト
データ化の代行あり多言語に対応無料デモあり

mediPhoneが提供するサービスです。

健診結果の自動判定から労基署報告書の自動作成まで対応し、紙の健診結果のデータ化も代行します。

3つのプランがあり、健診予約サポートや多言語対応サポートなどをオプションで追加できます。

提供会社 mediPhone
料金 見積もり(3プラン)
主な機能 健診結果のデータ管理と自動判定、ストレスチェック(WEB受検・自動判定・集団分析)、産業医面談の管理、労基署報告書の自動作成、受診勧奨メールの一斉送信、就業判定の管理
紙の結果のデータ化 データ化の代行あり
健診予約 健診予約サポート(オプション)
そのほか 多言語対応サポート、こころの相談窓口などのオプションあり。無料デモを体験できる

こんな会社に向いています

  • 外国籍の従業員が多い
  • 必要な機能だけをオプションで足したい
  • 相談窓口もあわせて用意したい

Growbase

Growbaseの公式ページ
出典:Growbase公式サイト
導入1,820社以上データ化あり特殊健診に対応

ウェルネス・コミュニケーションズが提供するクラウド型のサービスです。

導入実績は1,820社以上、継続率は99.7%と公表されています。

健診結果はCSVやPDFで取り込めます。特殊健康診断の業務歴の管理にも対応します。健診予約の代行は、別サービスの「ネットワーク健康診断」として提供されています。

提供会社 ウェルネス・コミュニケーションズ
料金 非公開(ネクスト・スタンダード・プレミアムの3プラン)
主な機能 健診結果の管理、ストレスチェック、面談記録、長時間労働の管理、受診勧奨、労基署報告書の作成、特殊健康診断の業務歴管理、メール配信
紙の結果のデータ化 データ化あり
健診予約 別サービスで提供
そのほか 導入1,820社以上、継続率99.7%

こんな会社に向いています

  • 導入実績の多さを重視したい
  • 特殊健康診断の対象者がいる
  • 規模に合わせてプランを選びたい

HealthCore

HealthCoreの公式ページ
出典:HealthCore公式サイト
産業医紹介と連携判定基準を標準化サーベイも管理

エムステージが提供するサービスです。

健診機関ごとに違う判定のフォーマットを標準化し、自動判定と就業判定まで行えます。ストレスチェックに加えて、エンゲージメントサーベイの結果も管理できます。

産業医や産業保健師の紹介、健診予約の代行は、同社の別サービスとして用意されています。

提供会社 株式会社エムステージ
料金 ヒアリング後に見積もり
主な機能 ダッシュボード、健診結果の管理(判定の標準化・自動判定・就業判定)、ストレスチェック結果の管理、エンゲージメントサーベイ結果の管理、長時間労働の管理、従業員マイページ、報告書類の作成
紙の結果のデータ化 取り込み作業などの運用支援あり(有償)
健診予約 別サービスで提供
そのほか 産業医紹介、産業保健師紹介、オンライン産業医面談と組み合わせられる

こんな会社に向いています

  • 産業医の選任もあわせて検討したい
  • 健診機関ごとの判定の違いに困っている
  • 従業員の意識調査もまとめて見たい

バリューHR 健診結果管理システム

バリューHR 健診結果管理システムの公式ページ
出典:バリューHR公式サイト
AI-OCRでデータ化個人ポータル疾病予測

株式会社バリューHRが提供するサービスです。

紙やCSVなど形式の違う健診情報を、AI-OCRで一律にデータ化して管理します。

従業員が自分の結果を確認できる個人ポータルと、疾病予測シミュレーションがあります。契約から利用開始までは1〜1.5か月程度とされています。

提供会社 株式会社バリューHR
料金 非公開
主な機能 健診データの一元管理、ダッシュボード、個人ポータル、面談管理、ストレスチェック、疾病予測シミュレーション、労基署報告書の作成支援
紙の結果のデータ化 AI-OCRでデータ化
健診予約 該当ページに記載なし
そのほか 契約から利用開始まで1〜1.5か月程度

こんな会社に向いています

  • 紙で届く健診結果が多い
  • 従業員本人にも結果を見やすく届けたい
  • 将来の疾病リスクを示して受診を促したい

Be Health

Be Healthの公式ページ
出典:Be Health公式サイト
料金を公開オンプレミスも選べる利用450社以上

株式会社エヌ・エイ・シー・ケアが提供するサービスです。利用企業は450社以上、継続率は94.6%と公表されています。

料金を公式サイトで公開している点が特徴です。

クラウド型のほか、自社サーバーに置くオンプレミス型も選べます。

提供会社 株式会社エヌ・エイ・シー・ケア
料金 共有サーバプラン(300〜1,000名規模):初期費用20万円、300名で年36万円(月100円/人)
専用サーバプラン(1,000名以上):初期費用92万円、1,000名で年144万円
主な機能 健診結果の管理、長時間労働の管理、ストレスチェック(57問)、面談記録、ダッシュボード、個人カルテ、従業員マイページ
紙の結果のデータ化 AIと専門スタッフによるデータ化に対応(範囲は要確認)
健診予約 公式サイトに記載なし
そのほか クラウド型とオンプレミス型から選べる

こんな会社に向いています

  • 従業員300名以上で、費用を事前に把握したい
  • 社内の規定でオンプレミスが必要
  • 1,000名以上の規模で使いたい

健康管理システムは代行の有無で2タイプに分かれる

健康管理システムは、作業を誰が行うかで「システム提供型」と「代行つき型」に分けられます。

機能が同じでも、この違いで導入後の健康管理業務の手間が大きく変わります。

システム提供型

作業する人:結果の取り込みや予約の調整は自社で行う

向いている会社:産業保健スタッフや専任の担当者がいて、運用を自社で回せる

代行つき型

作業する人:紙の結果のデータ化や健診予約まで事業者が行う

向いている会社:担当者が兼務で、入力や日程調整の時間が取れない

どちらが合うかは、次の3点で判断できます。

  • 健診結果が紙で届く割合(多いほど、データ化の代行が必要になる)
  • 従業員が受診する健診機関の数(多いほど、予約と結果の取りまとめが重くなる)
  • 健康管理に使える担当者の時間(兼務なら、運用まで任せられるかを確認する)

導入しても、結果を入力する作業が残れば担当者の負担は減りません。まず「何を任せたいか」を決めてから、サービスを比べましょう。

健康管理システムを比較する5つのポイント

比較するときは、次の5点を各社に確認します。

紙の健診結果を誰がデータ化するか

健診機関から紙やPDFで結果が届く会社は多くあります。

データ化を事業者に任せられるか、費用は基本料金に含まれるか、別料金かを確認しましょう。

健診の予約まで任せられるか

予約代行は、別のサービスやオプションとして提供されることがあります。

同じ窓口で頼めるのか、別契約になるのかで、担当者の手間が変わります。

予約代行で任せられる業務と費用の考え方は、健康診断の代行サービスとは?で解説しています。

ストレスチェックと報告書に対応しているか

ストレスチェックや労働基準監督署への報告書の作成は、標準機能の場合とオプションの場合があります。

必要な業務が1つの画面で完結するかを確認します。

なお、ストレスチェックは2028年4月から、従業員50人未満の事業場でも義務になります。準備の進め方はストレスチェックの50人未満への義務化と準備の進め方で解説しています。

料金体系と対象の規模

料金を公開していないサービスが多く、見積もりが必要です。

初期費用、1人あたりの月額、最低利用料金、データ化の費用を、同じ従業員数でそろえて比べましょう。対象規模が自社に合っているかも確認します。

セキュリティとサポート

健診結果は、本人の健康に関する重要な個人情報です。

取得している認証、アクセス制限の方法、導入時や運用中の支援の範囲を確認します。

健康管理システムとは健診や面談の情報を一元管理する仕組み

健康管理システムとは、従業員の健康診断結果やストレスチェック、面談記録などをまとめて管理する仕組みです。

紙やExcelで別々に持っていた情報を1か所に集め、検索・集計・報告を楽にすることが目的です。

機能 できること
健診結果の管理 健診機関ごとに形式が違う結果をそろえて保存し、経年で確認する
就業判定・受診勧奨 有所見者を抽出し、医師の意見の記録や再検査の案内を行う
ストレスチェック 受検、判定、集団分析、高ストレス者の面談管理を行う
長時間労働の管理 残業時間の多い従業員を抽出し、面談につなげる
報告書の作成 労働基準監督署に提出する報告書の数字を集計する
分析 部署別や経年の傾向をグラフで確認する

健診結果の記録や報告は、導入の有無にかかわらず会社の義務です。義務の内容は、健康診断個人票の作成と保存のルールと定期健康診断結果報告書の提出義務と書き方で解説しています。

健康管理システムを導入する3つのメリット

導入のメリットは、業務の効率化、リスクの早期把握、健康経営への活用の3つです。

健康管理業務の工数を削減できる

健診結果の取りまとめ、対象者の抽出、報告書の集計といった作業を自動化できます。

削減できる時間は、任せる作業の範囲によって変わります。

健康リスクの高い従業員を早く把握できる

有所見者や長時間労働者を条件で抽出できるため、再検査の案内や面談の実施が遅れにくくなります。

紙の束から探す必要がなくなり、対応の抜け漏れを防げます。

健康経営のデータを可視化できる

受診率や有所見率を部署別・経年で可視化でき、健康経営の施策を決める材料になります。

一方で、月額のコストがかかること、運用が定着するまで担当者の学習が必要なことは注意点です。メリットが費用を上回るかは、現在の作業時間を書き出して判断しましょう。

健康管理システムの導入で確認しておくこと

導入後に「思ったより手間が減らない」とならないよう、契約前に次の点を確認します。

  • 過去の健診結果を移行できるか、費用と期間はどれくらいか
  • 健診機関ごとに違う判定の表記を、誰がそろえるのか
  • 医師の意見の記録や再検査の案内を、同じ画面で完結できるか
  • 導入後の問い合わせ窓口と、対応時間

選定は次の流れで進めると、比較の軸がぶれません。

  1. 現在の健康管理業務を書き出し、時間がかかっている作業を特定する
  2. 自社で続ける作業と、任せたい作業を分ける
  3. 条件に合うサービスを2〜3社に絞り、資料請求とデモを依頼する
  4. 同じ従業員数と同じ作業範囲で見積もりを取り、総額で比べる

詳細な料金やオプションは、各社の資料や見積もりで確認しましょう。

健康管理システムのよくある質問

費用はどれくらいかかる?

料金を公開していないサービスが多く、従業員数や任せる作業の範囲で変わります。

公開されている例では、Be Healthの共有サーバプランが初期費用20万円、300名で年36万円(月100円/人)です。データ化や予約の代行を含めるかで総額が変わるため、範囲をそろえて見積もりを取りましょう。

従業員が50人未満でも必要?

法律上、導入は義務ではありません。

ただし、健診結果の記録と保存は人数にかかわらず必要です。紙やExcelでの管理が負担になっている場合は、少人数でも検討する意味があります。

導入までの期間はどれくらい?

サービスや従業員数によって異なります。

公式サイトの記載では、バリューHRは契約から利用開始まで1〜1.5か月程度です。Carelyは、導入企業の80%以上が2か月以内に面談などの業務を移行したとしています。

Excelでの管理と何が違う?

Excelでも記録はできます。

違いが出るのは、健診機関ごとの形式の違いをそろえる作業、再検査の対象者の抽出、報告書の集計、閲覧権限の管理です。人数や健診機関が増えるほど差が大きくなります。

まとめ

健康管理システムは、機能の数より「導入後に担当者の作業がどれだけ残るか」で選ぶと失敗しにくくなります。

運用を自社で回せるならシステム提供型、入力や予約の時間が取れないなら代行つき型が候補です。

気になるサービスを2〜3社に絞り、同じ条件で見積もりとデモを依頼して比べましょう。

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ふくラボ編集部は、福利厚生・健康経営・業務DXをテーマに、制度や実務のポイントをわかりやすく解説します。現場で使える判断基準や運用のコツを大切にしながら、働く人の安心と、組織の強さにつながる情報を発信します。
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